水とお金

人間は食料がなくても、何日も生きられるが、水なしでは長く生活できない。昔は、断水の時に大変困っていたのを覚えている。数日間、炎天下で井戸まで何度も往復しながら料理の水からトイレの水まで汲みに行かないといけなくて、非常に不便な思いをした。そのため、久しぶりに水が水道を通るようになった時の感動が格別だった。しかし、水がないのと等しくありすぎるのも困る。止まらない土砂降り、危険な急流、破壊的な津波。20年も前のことだが、例年よりも雨量の多かった夏に奈良県の十津川へ遊びに行き、二人の子供たちが川に流され、危機一髪のところまでいってしまった。水の恐怖を痛感させられた強烈な体験。実は、お金も水とよく似ていて、ないと困るし、あり過ぎるのもまた問題だ。価値観の狂いから遺産相続の争いまでお金によって人生が狂わされた人が実に多い。聖書では「金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。わたしは決してあなたを離れず、またあなたを捨てない」(ヘブル13章5節)とあるように、満足を覚えることこそ本当の幸せの秘訣ではないだろうか。

2012 年 5 月 16 日16. 5月 2012 by JonDugan
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